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(MOA美術館/2018)

 

<著作権について>

 

ブログを書き始めて感じた事は、自分の書きたい内容に適した画像データ(主に歴史的な写真等)を頻繁に載せたくなることである。

それは自分の書く内容を画像使ってよりわかりやすくするためでもあるし、内容に説得力を持たせるためというのもある。

 

少し前に、大手まとめサイトによる記事や画像の無断転載、いわゆる「パクリ」が多数発覚し、該当のまとめサイトが閉鎖するという事件

メディアに大きく取り上げられて話題になった。これは医療系のまとめサイトであり、記事の内容も信ぴょう性がないものも多く危険、

と他のまとめサイトより事態を重く捉える流れが世の中にあったせいだろうか、炎上し閉鎖した。

写真の分野の場合、これらのまとめサイトにパクられる以外にも、例えば個人ブログの写真が旅行サイトに勝手に使われたり、結婚式の写真が

結婚相談所のサイトに使われた事例等がある(他にも多分多々あるが)。

 

これらはカメラ雑誌でも「無断転載対策マニュアル」という名で特集を組まれ、話題になった。

webメディアが普及したとはいえまだその歴史は長くなく、こういう事件が起きていく中で

徐々に無断転載等の「いけないこと」の基準・ルールの認識が裾野まで広まっていくのかな、と思う。

とはいえ法整備の部分でもまだ曖昧な部分が多く残っているようで、今回は「著作権法」についての個人的な出来事について書きます。

 

 

前回の記事にも少し書いたが、「世界初の観光写真」とされている写真や、「世界初のインタビュー写真」なんてものまで載っている

おもしろい書籍が手元にある。それは「写真の歴史入門」という東京都写真美術館が監修したものであり、2005年に新潮社から発行された

ものだ。

内容としては写真美術館が所蔵している上記のような貴重な写真がたくさん載っている、写真に興味がなくても楽しめそうな写真が多く

載っている本であり、この中の写真をブログに掲載したい!と思い、まずはweb上で画像の正しい引用方法について調べてみた。

 

結果は検索すれば出てくるので省くが、簡単に言うと「引用のルール」というものが著作権法で定められており、これにのっとれば問題

ないということになる。

 

文化庁:著作物が自由に使える場合

 

http://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seidokaisetsu/gaiyo/chosakubutsu_jiyu.html

 

しかしこの文化庁のサイトを見て転載可・不可を自己判断できる人はあまりいないのではないだろうか。

もやもやした自分は監修の東京都写真美術館に直接電話し、上記書籍の写真をブログに掲載することは問題がないのか、

また学校の講義で 画像を使用するのは問題ないのかについて問い合わせをしてみた(ちなみに書籍の最後に「画像の無断転載禁止」

と写真美術館の名が記されている)。

 

結果から言えば、ブログへの転載は望ましくはないが著作権法にのっとった範囲では使って構わない、ということでした

(とても丁寧に、じっくり時間をかけて説明して下さいました)。ただ、監修が写美でも出版社である新潮社への問い合わせ

も必要だとも。

また、教育機関においては著作権法で資料としての使用は、テキストとして販売等をしなければ利用OKとなっているはずです、とのこと。

ただ、担当の方もおっしゃっていたが法解釈がその時々で変わるので、そこが著作権の一番難しいところだということ。

はっきりと利用OKが出せるのは文化庁だけのようです。

 

というわけで、現状は引用無しで、はっきりと利用OKと判明したら引用画像も載せていきたいと思います。

また何か分かれば追記します。